【セレクトショップ分析】トゥモローランドってどんなショップ?
こんにちは大分です。
各ショップやブランドの違いを紹介するセレクトショップ分析。今回はTOMMORROW LANDです。
TOMMORROW LANDとは?
トゥモローランドは1978年にニットメーカーとして創業します。レディースを中心に小売事業にも進出し、1987年には社名を冠したメンズブランド「TOMMORROW LAND」を青山に出店します。
その後は自社以外のブランドの取り扱いを増やし、海外ブランドの日本への誘致にも力を入れています。2006年にJean-Paul KNOTTとのコラボレーションラインである「KNOTT」の発表を皮切りに、「DRIES VAN NOTEN」や「Acne Studios」の取り扱いをしています。
主要ブランドとレーベル
トゥモローランドのブランドは自社ブランドと運営を委託されている海外ブランドから構成されています。
TOMMORROW LAND
「TOMMORROW LAND」はオリジナルブランドであり、メンズにはいくつかのレーベルが存在します。各レーベルにはそれぞれコンセプトがありますが、トラディショナルマインドを大切にしているという共通点もあります。
今回は中心となる3つのレーベルを紹介していきます。
TOMMORROW LAND BLUE WORK
http://www.tomorrowland.jp/labels/tomorrowland_bluework.html
『働く男が真に必要とすつスーツとは何か?』をコンセプトにしたレーベルです。ターゲットを20代半ばから30代半ばのビジネスマンに絞り、この世代の体型に合ったシルエットを採用しています。また、素材はウールを使用しながらも、耐久性を兼ね備えた生地を日本メーカーと開発することにより、ビジネスシーンでのハードな着用にも対応しています。
色柄はビジネスの基本であるネイビーとグレーの無地がほとんど、価格は上下で5万円代となっています。
BLUE WORK
http://www.tomorrowland.jp/labels/bluework.html
BLUE WORKは、『スタンダードこそ新しい』をコンセプトとしたカジュアルラインです。カジュアルといっても、アメカジのようなテイストではなく、フレンチカジュアルスタイルといった印象です。
アイテムの構成はアウターだけ見ても、トレンチ、ライダース、ブルゾン、Pコートなどカジュアルアイテムはすべて網羅しています。色柄に関しては、無地などのシンプルなものが7割、残りはコーディネートの主役になりそうな派手目のものと、こちらもバランスがとれています。
TOMMORROW LAND tricot
http://www.tomorrowland.jp/labels/tomorrowland_tricot.html
tricotは、トゥモローランドの祖業であるニットアイテムを展開するレーベルです。ニットは基本的に秋冬に活躍しるアイテムですが、春夏向けのニットTシャツもtricotでは定番アイテムとなっています。ニットならではの高級感を保ちつつ、夏でも着れるドライなタッチを実現しています。
JAMES PERSE
http://www.tomorrowland.co.jp/jamesperse/
JAMES PERSEはL.A.出身のデザイナー、ジェームス・パースの手がけるブランドです。Tシャツ、スウェット、パーカーをはじめとしたカジュアルアイテムを中心に展開されています。
http://store.tomorrowland.co.jp/
リラックス感のあるラウンジウェアなどを扱っていますが、カシミアなどの上質な素材へのこだわりも強いブランドです。
Acne Studios
http://www.acnestudios.com/jp/ja/home
アクネ ストゥディオスはスウェーデン発のファッションブランドです。北欧のブランド特有の洗練されたデザインが特徴的で、細身のデニムは日本でも人気のアイテムとなっています。