【セレクトショップ分析】BEAMSってどんなショップ?
こんにちは、大分です。
セレクトショップで買い物する方は多いと思うのですが、各ショップにどんな違いがあるかって意外とわからないですよね。今回はセレクトショップのBEAMSがどんなお店で、どんなアイテムがあるのかを紹介していきたいと思います。
BEAMSとは?
BEAMSは1976年に創業された日本のセレクトショップの草分け的存在です。ダンボールを製造する会社を経営していた設楽悦三氏がオイルショックによる業績不振から、ライフスタイルを提案する事業への多角化を目指して、「AMERICAN LIFE SHOP BEAMS」を原宿にオープンさせました。
約6坪(売り場面積では3坪ほど)の狭い店内に、カリフォルニアの男子大学生の部屋をイメージしたディスプレイを施し、輸入してきたTシャツやチノパン以外に生活雑貨も販売していました。ちなみに、この第一号店の店長を任されたのが現在UNITTED ARROWSの社長である重松氏です。
その後重松氏を中心とした重要メンバーが離脱しユナイテッド・アローズを創業するという混乱があったものの、文化を作る「カルチャーショップ」を目指し多様なレーベルからライフスタイルを提案しています。
主要レーベルと特徴
創業当時からライフスタイルを提案することを目指してきたBEAMSは今では様々なレーベルを自社に持っています。ここではその中から主要なレーベルを紹介していきたいと思います。
BEAMS
BEAMSは創業当時からカジュアルスタイルを提案しているレーベルです。創業時はカリフォルニアの学生をブランドイメージの中心としていましたが、現在はそこに旬なブランドやトレンドを上手く取り入れたレーベルとなっています。
現在も中心のレーベルとあって、万人受けするアイテムが揃っているという印象です。ワークやサーフ系のカジュアルアイテムが好きな方なら年代問わずに気に入ると思います。
BEAMS+
「永年着られる飽きのこない本物の男服」がコンセプトのレーベルです。「アメリカがもっとも良かった頃」のスタイルを提案するためにスタートしたため、ヴィンテージアイテムやリバイバルアイテムが豊富となっています。
先程のBEAMSと同様にカジュアルアイテムが中心なのですが、トレンドよりもスタイルを重視したアイテムが多いです。そのため好き嫌いがはっきり分かれるかなと思います。
BEAMS F
BEAMS Fはヨーロッパのクラシックスタイルを現代的に解釈したレーベルです。先程紹介した2つのレーベルとは異なり、スーツやネクタイといったビジネス向けも扱っています。
カジュアルアイテムもありますが、落ち着いて洗練されたデザインが多く、30代以上のキレイめな洋服が好きな方がメインターゲットとなっています。
BEAMS LIGHTS
"Life as a journey"をコンセプトに、「着心地の良さ」や「遊び心」をキーワードとしたオリジナル商品を扱うレーベルです。アイテムは清潔感のあるキレイめなアイテムが多くなっています。
先程紹介したBEAMS Fが大人のエレガンスを表すなら、こちらは若者の清潔感を表しています。BEAMSのオリジナル商品をメインに扱っているので価格も比較的低く、キレイめな洋服が好きな若者におすすめです。
B:MING by BEAMS
B:MING by BEAMS(ビーミング by ビームス)|BEAMS
BEAMSの特徴のひとつにライフスタイル提案があるのですが、B:MINGはその姿勢もっとも表すレーベルだと言えます。ターゲット層はここまで紹介したレーベルの中でもっとも広く、男性や女性だけでなく子供向けのアイテムも揃っています。
また商品もカジュアル衣料からスーツ、そして日用雑貨と幅広くなっています。最近ではランドセルまで扱っているみたいです。