スーツ・紳士服のすべて

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【メンズシューズ】意外と知らないローファーの種類と違い

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こんにちは、大分です。

 

今回はキレイめカジュアルファッションの足元には欠かせない、

ローファーの種類とその違いについて紹介していきたいと思います。

 

目次

 

そもそもローファーとは?

 

ローファー(loafer)とは、

靴紐を使用しない着脱が楽な靴のことです。

 

※loaferには、怠け者という意味があるそうです。

 

その起源は室内用の靴であるため、正装には向いていないとされています。

 

 

20世紀初頭にヨーロッパ(イギリスかノルウェー)で誕生したローファーは、

1930年代以降アメリカで一般大衆にしたしまれるようになります。

 

 

そのためローファーは、

アメリカントラッドなファッション(アイビールック)の象徴でもあります。

 

 

現在では、カジュアルとフォーマルの中間的な要素を持つことから、

ビジネスからカジュアルウェアまで幅広く使われています。

 

 

それではここから、主要なローファーの種類について紹介していきます。

 

 

ペニーローファー

 

 

ペニーローファーという名前は知らなくても、

この写真の靴は見たことがあると思います。

 

 

日本の中高生がよく履いていますよね。

 

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なぜ日本の学生の革靴と言えばこのデザインなのかというと、

先程も紹介したアイビールックが関わってきます。

 

 

アイビールックとは、1960年代のアメリカの「アイビー・リーグ」と呼ばれるいくつかの有名大学の学生を中心に流行ったファッションのスタイルです。

 

 

この「アイビー・リーグ」の学生たちが、ペニーとよばれる1セント硬貨をローファーの切れ込み入れていたことがペニーローファーの語源とも言われています。

 

 

またこのアイビールックの流行は、日本とアメリカで同時期に流行した最初のトレンドとも言われています。

 

 

その流行からブレザースタイルの制服を中心に、

今でもペニーローファーは学生に親しまれているのです。

 

ちなみにこの写真のペニーローファーは、

G.H.BASS(ジー・エイチ・バス)というメーカーのものです。

 

このメーカーはペニーローファーの生みの親であり、

今でもペニーローファーを作り続けています。

 

 

タッセルローファー

 

ペニーローファーには劣りますが、

タッセルローファーも人気のローファーです。

 

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563 | ALDEN | THE LAKOTA HOUSE

 

特徴はなんといっても、タッセルと呼ばれる飾りがついていることです。

 

 

このタッセルローファーは、ポール・ルーカスという俳優が靴メーカーにワガママを言って生まれました。

 

彼はヨーロッパで購入したひもの先端にタッセルのついている紐靴を気に入り、

タッセルと靴が一体化したものが欲しいとアメリカのメーカーに依頼しました。

 

Alden(オールデン)という靴メーカーが結果的にこのワガママを実現し、

タッセルローファーは誕生しました。

 

上の写真は、そのオールデンの563というタッセルローファーです。

 

タッセルローファーはこのような歴史から、

カジュアルでありながらスーツにも合わせられるローファーとして認識されています。

 

 

キルトローファー

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キルトローファー(kiltie loafers)とは、スコットランドの民族衣装であるキルト(男性用のひざ丈スカート)のデザインをローファーに取り入れたものです。

 

写真ではキルトにタッセルが加わった、キルトタッセルローファーと呼ばれるものになります。メンズシューズにおいて、キルトローファーは正直人気があるとは言えません。そのデザイン性が強すぎるため、他のアイテムに合わせにくいからです。

 

キルトローファーはぜひローファー最後の1足としておすすめします。

 

 

ビットローファー

 

ホースビット・ローファーは、

1953年にGucci(グッチ)が発表して以来60年間愛されているローファーです。

ホースビットとは、馬を操るための轡(くつわ)のパーツで、「馬銜(はみ)」と呼ばれる実際に馬が咥える馬具のことみたいです。

 

グッチは1921年に革製品メーカーとして創業し、

当時は乗馬好きな貴族たち向けの製品を製造していました。

 

そのため、グッチにはホースビットをモチーフにしたアイテムが多く存在するのです。

 

また、このビットローファーはタッセルローファーと同様に、

スーツに合わせることもできます。

 

アイビールックでローファーを愛好していた多くのアメリカ人が、

ビジネス用の靴としてこのビットローファーを履いたそうです。

 

もちろんカジュアルシーンでも活躍しますが、

ここぞという時に履くのがおすすめです。

 

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1953 コレクション ホースビットローファー(レザー) - グッチ モカシン 307929BLM001000

 

 

コブラヴァンプ

 

今回紹介する中で最もシンプルなローファーが、コブラヴァンプです。

 

コブラヴァンプという名前は日本での呼び名のようで、

横から見た時にコブラの頭に見えるからと言われています。

 

一方海外ではベネシャン(Venetian)と呼ばれていて、

ベネチアのボートの形に見えたからだそうです。

 

しかし生まれはイギリスの室内靴と言われていて、

ややこしいですね。

 

このローファーはカジュアルでもスーツスタイルにも合わせられるのですが、

他のローファーに比べシンプル過ぎるのか、あまり人気が無いように感じます。

 

 

 

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まとめ

  • 基本的に ローファーは礼服にはNG
  • ペニーローファーはカジュアルな服装に
  • タッセルローファー・ビットローファーはスーツスタイルにも
  • コブラヴァンプは無難すぎるかも
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