【メンズカジュアル】キレイめスタイルのベルトはリングベルトがおすすめ
こんにちは、大分です。
ベルトって私服ではシャツの下に隠れていることが多くて、手を抜きがちなアイテムだったりしますが、普段は見えないアイテムにこそこだわることで全体のコーデが上品に見えるものですよね。
そこで今回はカジュアルスタイルにおすすめのレザー素材のリングベルトを紹介します!
リングベルトとは?
まず最初にご存知ない方のために簡単にリングベルトとはどんなベルトなのかを説明しておきます。
リングベルトとは、その名の通り二つのリングを使ってサイズ調整を行うベルトのことです。リングが2つ付いていることから、ダブルリングベルトとも呼ばれたりします。
ちなみにベルトのサイズ調整を行う金具のことをバックルと言い、一般的なベルトの金具はフレーム(スタイル)バックルと呼ばれています。
このリングベルトとフレームバックルベルトのデザイン以外での違いとしては、サイズ調整の有無があります。リングベルトはベルト部分に穴が空いていないため、締め付けの加減を自由に調整できるのですが、ベルトそのものの長さを変えることができません。これはバックルを外すことができないためです。一方のフレームバックルであれば、バックルを外すことができるのでベルトの長さを調整できます。しかし、締め付けの加減は穴によって決まります。
そのためリングベルトには通常MやLといったサイズが存在します。購入の際は自身のウエストあった長さを選ぶように気をつけてください。
なぜレザー素材のリングベルトなのか?
キレイめカジュアルスタイルにリングベルトをおすすめする理由は、ビジネス用のベルトと差別化できるからです。以前に私服にも合う革靴の見分け方でも説明しましたが、キレイめスタイルの着こなしはビジネススタイルとの差別化が重要になります。そのため、ベルトの顔であるバックルをリングに変えることで印象が大きく変わります。
また、ベルトの素材にレザーをおすすめするのは靴との相性が理由です。メンズファッションにはセンターラインというものが存在します。これは、靴、ベルト、ネクタイといった体の中心にあるアイテムのことを指します。これらのアイテムの色味や素材感を揃えるとコーディネートに統一感が出てきます。革靴はキレイめスタイルの代名詞でもあるので、今回は同素材のレザーをベルトにもおすすめしてみました。もちろんナイロンなどの異素材がダメというわけではありません。
おすすめのリングベルト
最後におすすめのベルトメーカーをご紹介しておきます。
Andersons Belts
アンダーソンズはベルトだけを50年作り続けているとても珍しいイタリアのメーカーです。革製品が有名なイタリアのパルマで創業して以来、ハンドメイドにこだわった様々なベルトを製造しています。
そのアンダーソンズのベルトの中でも私が愛用しているのは、ネイビーのリングベルトです。素材の牛革は非常に薄く柔らかいのですが、ステッチ(縫い目)がしっかりとしているので使っていて不安はないです。また、ベルトの幅は3センチほどと少し細めで、どんな服装にも合わせやすいと思います。
私が使っているレザーのリングベルトの他にも、メッシュのリングベルトなどベルト専門メーカーだけあって種類は豊富です。
意外と知らない?コットンが生まれるまでと高級コットン
こんにちは、大分です。
今回は私たちにとって最も身近な天然素材である綿(コットン)について改めて勉強してみたいと思います。
糸ができるまで(栽培から紡績)
まずは綿が糸になるまでの流れを見ていきましょう。
綿花の栽培
コットンとなる繊維は、アオイ科の植物であるワタの種子から取ることができます。ワタの生育環境としては、温暖な気候と600~1200mmの降水量が望ましく、現在の主要な産地は中国、インド、アメリカ、パキスタン、ブラジルとなっています。
種子から回収された繊維は、リントと呼ばれる長い繊維と糸にできない短い繊維に分別されます。一般的な綿繊維の長さは28mmほどですが、35mm以上のものを特別に超長綿と言い、その肌触りや光沢から高級コットンになります。
開封してゴミを取り除く
多くの場合収穫された繊維は外国へ輸出され、輸出先の紡績工場で糸になります。この輸送の際に綿繊維は圧縮されて運ばれるので、紡績工場ではまず湿度の高い室内で繊維を圧縮前の状態までふくらませます。
開封後も繊維の中には不純物が混入しているので、混打綿という作業で繊維をほぐしてゴミを取り除きます。この工程後の円柱状の繊維の塊はラップ(lap)と呼ばれています。
繊維のかたまりを糸に近づけていく
まずは梳綿(そめん・りゅうめん)という工程でキメの細かい櫛(くし)に通すことで繊維の向きをそろえて、スライバーと呼ばれる棒を作ります。ここまででほとんどの不純物は取り除かれます。
次は練条(れんじょう)に移ります。この工程では先程作った複数のスライバーを1つにまとめていきます。複数のスライバーをまとめる際に強く引っ張りながら、繊維の向きをさらに平行に近づけていきます。このスライバーをまとめることをダブリング、強く引くことをドラフトと呼びます。
最終仕上げ
ダブリングとドラフトを繰り返していくと、粗糸と呼ばれるひねりの弱い糸ができます。この工程を粗紡と呼び、粗糸を目的に合わせてさらに強く撚(よ)ることを精紡といいます。強く撚るとシャリ感の強いしっかりとした生地になり、弱く撚れば柔らかい質感になります。最後に精紡した糸をスピンドルに巻きつけて完成です。
世界の高級コットン
綿の品質を表す指標に繊維の長さがあります。一般的な長さは28mmほどなのですが、35mmを超える長さをもつ綿を特別に超長綿と呼んで区別しています。
シーアイランドコットン
Sea Island Cotton(海島綿)は数あるコットンの中でも最高の品質のものとして知られています。この品種の原産地はカリブ海の西インド諸島ですが、イギリス植民地時代のアメリカのシーアイランド地方(現在のフロリダ~サウスカロライナ)で栽培されたことが名前の由来です。その柔らかさや光沢などの優れた特徴から、英国王室にも愛されていした。しかし、アメリカでの栽培は壊滅的な害虫被害により一時途絶え、今ではカリブ海を中心とした限られた地域で栽培される希少なコットンとなりました。
有名なブランドでは、ジョンスメドレーがその春夏アイテムにシーアイランドコットンを使用しています。
エジプト綿
エジプトのナイル川付近で栽培されるコットンもエジプト綿と呼ばれ有名です。特にGIZAと名の付くブランド綿はその生産工程にもこだわったオーガニックコットンとなっており、ISOなど様々な認証を得ています。GIZAは開発順に番号が与えられていて、現在はGIZA45という品種が一般的となっています。
スーピマコットン
スーピマコットンはSuperier Pima(ピマを上回る)を省略したもので、米国スーピマ協会の承認を得たものだけが名乗ることのできるコットンです。日本ではユニクロからスーピマコットンを使用した商品が多く発表されていますよね。
スーツの歴史 ベストの誕生からラウンジスーツまで
こんにちは大分です。
最近のスーツのトレンドと言えば、クラシック回帰ですよね。
ただ、皆さんはクラシックなスーツと言われた時に何を思い浮かべますか?これって、スーツの歴史を知らないとわからないですよね。
そこで今回はスーツ誕生の歴史を紐解いてみたいと思います。
そもそもスーツって何だ?
スーツの歴史を遡るには、スーツスタイルを定義しなければ始まりません。英語のsuitには皆さんご存知のように、「ひとそろいの」という意味があります。なにが揃っているかと言うと、上着(ジャケット)、ズボン、ベストの3つのアイテムが同じ生地から作られているということです。実はこの「同じ生地から作られている」ことこそがスーツ最大の特徴です。
どういうことかと言いますと、「スーツ」誕生以前から男性の服は上着、ズボン、ベストの3つとシャツという構成だったのですが、その生地はどれも違ったものを使っていました。上着、ズボン、ベストの3つのアイテムに同じ生地を使ったのは、現在の「ラウンジスーツ」が初めてです。
そこで今回は上着、ズボン、ベストの歴史とラウンジスーツ誕生までを紹介したいと思います。
ベストの誕生
現在の3ピーススーツ(ジャケット、ベスト、パンツの3点からなるスーツ)を構成するアイテムの内、最も長い間姿を変えていない古株はベストです。ベストの登場は1666年10月7日まで遡ります。
今回登場するアイテムの中で、登場した日付がここまで明確なのはベストだけです。なぜベストの登場した年が1666年であると断言できるかと言うと、ベスト(vest)という名称をこの年に当時の英国王であるチャールズ2世が発表し、その着用を貴族に命じたためです。
その当時の貴族はどのような服を着ていたかというと、このように個性的で豪華な装いでした。
しかし、当時国の財政には余裕がなかったため、チャールズ2世は倹約の方針を打ち出しました。そのうちのひとつが、服装の統一だったのです。そして、この時生まれた上着、ベスト、ズボンのスタイルは現在まで続いています。
半ズボンから長ズボンへ
ベストの登場から1世紀ほど経った18世紀に男性のズボンの形に大きな変化が訪れます。まず当時のズボンの特徴を見てみると先程の写真でもそうなのですが、18世紀初頭まで男性のズボンの丈は今と比べると短くなっています。
この理由は、中世のころからふくらはぎは男らしさの象徴だったようで、詰め物などで大きくしたふくらはぎを強調するために短い丈のブリーチーズ(breeches)というズボンが主流だったそうです。
この半ズボンに起こった変化というのは、タイトルにもあるように、長ズボンへの変化です。この変化には当時の文化的な流行が関わっていると考えられています。それが新古典主義と言われるギリシア芸術の見直しです。とりわけ当時の理想の男性像に影響を与えたのは写実的な古代ギリシアの彫刻でした。その結果として、誇張したふくらはぎは隠された長ズボンが生まれたのです。
ラウンジスーツの誕生
ここまでベスト、ズボンと写真を使いながらその歴史を紹介してきてお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、男性の洋服の上着はずっとコートです。
この写真はフロックコート(frock coat)と呼ばれるもので、昼間の正装として着用されていました。もともとは地方の貴族が地元で生活する時に着ていたもので、暗い色やウールを素材として使用している点は現在のスーツとも同じです。
こちらはもともと昼の略式的な服として着られていたモーニングコート(morning coat)です。フロックコートに比べて前の丈の長さが短いので乗馬に適していました。当初は乗馬向けのコートでしたが、その後フロックコートに代わり、昼の正装の地位に昇りつめます。
これらのコートを着るのは堅苦しい外出先ですが、寛ぐための服として19世紀末に生まれたのがラウンジスーツ(lounge suit)です。貴族の室内着やスポーツ用などとして生まれたと言われ、その後労働者も着るようになったことでポピュラーな服となりました。日本ではラウンジスーツという言葉は使われませんが、今でも英語圏ではドレスコードの1つとして濃い色のスーツを表すようです。
【ブランド紹介】OLD ENGLAND HOMME
http://oldengland.jp/news/old-england-homme/
こんにちは、大分です。
最近の日本のファッションにおいて、A.P.Cやアニエス・ベーといったフレンチカジュアルの人気が高まっていますね。
カジュアルに注目が集まればトラッドも注目されるという自然な流れで、あるフレンチトラッドの代名詞的なブランドが日本で復活しました。
それが今回紹介する、OLD ENGLAND(オールド・イングランド)です。
OLD ENGLANDとは
オールド・イングランドは名前から勘違いされやすいのですが、フランス生まれのブランドです。1887年にパリで創業し、1990年に日本に上陸しています。そして、途中メンズコレクションを発表しない期間を経て、2017年からOLD ENGLAND HOMME(オム)としてメンズコレクションを再開しました。そのため、若い人にとっては新しいブランドであり、メンズファッション愛好家の方にとっては懐かしいブランドかもしれません。
オールド・イングランドの特徴は、イギリスの質実剛健な正統派スタイルにフランスの軽さや明るさを加えた親しみやすい服です。これはメンズコレクションでも同様で、気品と機能性を兼ね備えたフレンチ・トラディショナルを体現しています。
注目アイテム
2017年の春夏コレクションから気になったものをいくつか紹介させていただきます。
※オールド・イングランドと言えばダッフルコートが有名なのですが、秋冬のコレクションが発表されてから紹介したいと思います。
スーツ
http://www.magaseek.com/product/detail/id_10251216N-mc_019
オールド・イングランドのスーツの基本情報
- 生地はREDAもしくはJOHN FOSTER
- 色はネイビーもしくはグレー
- ボタンは段返り3つボタンもしくは3つボタン
- 柄は無地もしくはストライプ数種
気になるシルエットについては、結構細身になっています。
参考までに若者向けスーツで人気のスーツセレクトさんの最も細いラインのサイズ表も載せておきます。
着丈はトラッドを意識したオールド・イングランドのスーツが長くなっているのですが、その他の数字はほとんど変わらないことがわかります。
ジャケット
オールド・イングランドのジャケットはフランスのブランドらしく、シンプルなデザインのものが多く、ビジネスからカジュアルまで使いやすくなっています。
また、多くのジャケットに同じ生地を使用したパンツも用意されているので、セットアップスタイルも楽しめます。
http://www.magaseek.com/product/detail/id_10251738N-mc_016
こちらはコットン100%の春夏ジャケットになります。写真では分かりにくいのですが、コードレーンという表面がでこぼこの生地になっています。生地に凹凸があることで体に触れる面積が減少し、爽やかな着心地になります。
http://www.magaseek.com/product/detail/id_10251736N-mc_029
こちらもコットンを使用した春夏のジャケットですが、先程のものに比べるとストレッチ性があるものになります。またカーキと呼ばれる色を使用し、秋まで長く着れるジャケットになっています。
トートバッグ
2017年はオールド・イングランドにとってブランド設立150周年の節目でもあります。そのためブランドロゴがジャケットの内側などに刺繍されていたりするだけでなく、ロゴを使用したトートバッグも発売されています。
http://www.magaseek.com/product/detail/id_10253987N-mc_002
http://www.magaseek.com/product/detail/id_10251189N-mc_002
http://www.magaseek.com/product/detail/id_10251196N-mc_099
ショップ
現在OLD ENGLAND HOMMEの店舗は広尾店(地図)のみとなっています。
オンラインショップはファッション通販サイトのmagaseek(マガシーク)の中に出店しています。ただし、OLD ENGLAND HOMME(オム)で検索してください。OLD ENGLANDで検索するとレディースラインになります。
【メンズスーツ】パンツの裾の長さのおすすめと測り方
こんにちは、大分です。
皆さんは自分のスーツの裾の長さをとっさに聞かれても答えられますか?
いつも店員さんに任せてしまっていませんか?
「いつも店員さんに裾の長さは決めてもらっている。」という方は損しているかもしれません。なぜなら、スーツの裾口はジャケットと同じくらい見た目の印象に大きく影響するからです。おしゃれは足元からとも言いますよね。
そこで、今回はスーツの裾について参考にしていただきたいことをまとめてみました。
なぜ裾が大事なのか
なぜスーツの裾を意識しなければならないのでしょう。
それは、いくつかのバリエーションが存在しそれぞれが異なる印象を与えるためです。
いくつかのバリエーションとは、裾口の折り返しと長さの組み合わせによって生れてきます。
ダブルとシングルとは?
裾口を折り返さない形をシングル、折り返す形をダブルと言います。
こちらの写真では左がダブル、右がシングルになっています。
メンズウェアの歴史の中ではパンツの裾は折り返さないシングルが基本でした。折り返すスタイルのダブルの起源には諸説ありますが、ウィンザー公ことエドワード7世が広めたという説が有力とされています。希代洒落者として知られるウィンザー公は雨の日に裾口が泥などで汚れることを防ぐために、裾口を折り返したと言われています。そしてこのスタイルがエレガントだと話題になり、それが現代まで続いています。
では普段使いのスーツにおいては、シングルとダブルのどちらを選べばいいのでしょうか?
個人的にはこの質問には、シングルと答えます。なぜなら、先程も説明したようにスーツの裾口はシングルが基本だった歴史があるためです。また、同じような理由から冠婚葬祭のスーツはシングルにするべきという暗黙の了解もあります。
じゃあ、ダブルの出番はないのかというとそうではありません。私は明るい色や派手な柄のスーツ、ジャケパン用のパンツにはダブルのお直しを勧めています。やはりダブルは軽やかな印象を与えることができるので、少し遊び心のあるスーツなどに向いています。
タイプ別おすすめの長さ
シンプルなデザインのスーツはシングル、少し派手なものはダブルにするとして、いったいどのくらいの裾の長さがいいのでしょうか?
基本的な3つの長さを紹介します。
ワンクッション
ワンクッションとは、パンツの裾が靴に当たり大きめのくぼみを作る程度の長さのことです。フォーマル向けのスーツにおすすめです。
ハーフクッション
ハーフクッションは、ワンクッションよりも少し短く、くぼみができるかできないかの間くらいの長さのことです。現在最も主流の長さになります。
ノンクッション
ノンクッションは、裾が靴に触れるか触れないか程度の短い長さのことです。夏向けやカジュアル向けのスーツにおすすめです。
もともと裾の長さはワンクッションが主流だったのですが、今では細身のスーツの流行などで足元もスッキリとしたノンクッションが主流となっています。
股下の測り方・ダブルの幅
最近はネットでも様々な種類のスーツが買えるようになりましたが、ネット購入する際には店員さんに裾の長さを測ってもらうことができません。そこで最後に簡単な裾の長さの測り方を紹介しておきます。
用意するもの
- 普段履いているスーツのパンツ
- 長さを測れるもの(メジャー推奨)
STEP1
平らな場所にパンツを置きます。
STEP2
片足だけめくります。
STEP3
股下の付け根から内側の縫い目に沿って長さを測ります。
またネットでダブルの直しを頼むこともできますが、基本的に幅は4.0cm~5.0cmの長さをおすすめします。これ以上細いとレディースのスーツのようになり、太いと足元が重たい印象になってしまいます。
【ネクタイ】おすすめの日本のネクタイブランド
こんにちは、大分です。
今回はおすすめの日本のネクタイブランドを紹介します。
日本ブランドの特徴
日本ブランドのネクタイの特徴は何と言っても、コストパフォーマンスの高さにあります。
そのコストパフォーマンスの差を生んでいるのが、ライセンス料です。ライセンス料とは、日本のメーカーが海外のデザイナー系ブランドからそのブランドの商品を製造する権利を買うために支払う料金になります。ブランドの知名度によってその金額は様々ですが、日本のアパレル企業の多くはこのライセンスビジネスを行っています。三陽商会がバーバリーのライセンス契約終了とともに売り上げを大きく落としたことはよく知られています。
このライセンス料を実際の商品の価格の中で見てみると、次の図のようになります。
例えば、海外ブランドの受注生産を行っている企業が同じ品質の商品を自社ブランドの製品として販売すると、単純にライセンス料分安く提供することができます。
実際に最近では、海外ブランドの受注生産を行っていた日本のネクタイメーカーが独自のブランドを立ち上げて商品を販売するケースが増えてきています。
おすすめのブランド
フェアファクス
日本製のネクタイとしてまず名前があがるブランドと言えば、フェアファクスです。
アメリカのIVYスタイルを基本とした、東京モダントラディショナルを提唱しています。
また、MADE IN JAPANに強いこだわりを持ち、そのネクタイは熟練の職人の手によって生み出されています。
フェアファクスには他にも兄弟ブランドが3つ存在しますので、ぜひ見てみてください。
価格:¥9,000~
ROBERT FRASER
ロバート・フレイザーは国内ネクタイメーカー大手のアイネックスが手がけるオリジナルブランドです。アイネックスは受注生産や海外ネクタイメーカーの商品の輸入などを行っていますが、価格と品質のバランスがとれた商品を提供するために独自ブランドを立ち上げています。
価格:¥9,000
giraffe
ここまで紹介した2つのブランドは比較的ベーシックなデザインの商品が多いですが、ジラフのネクタイは一味違います。とにかく奇抜です。蝶ネクタイの種類も豊富で、パーティーなど華やかなシーン向けのネクタイを探している方やギフト用にオススメです。
ただそのデザインから想像することが難しいですが、生地は京都の工場から生まれています。
価格:¥9,000~
【コスパ最強スーツ】スーツカンパニー・スーツセレクト
こんにちは、大分です。
今回は20代から30代の「スーツに時間もお金もかけられないけどカッコいいものが欲しい」という方向けのスーツブランドを厳選して紹介していきたいと思います。
THE SUIT COMPANY
スーツカンパニーとは
スーツカンパニーは青山商事株式会社が手掛ける若者向けスーツブランドです。
「最もリアルなスーツ」をテーマに掲げ、若者向けスーツの草分け的存在であり、今でもトップとして不動の地位を築いています。
業界のトップであるがゆえの高品質商品を低価格で提供できるという強みをもち、20代の最初のスーツには最も適しているブランドと言えます。
兄弟ブランドには高級ラインのUNIVERSAL LANGUAGEがあります。
価格
スーツカンパニーのスーツの価格帯はおよそ¥19,000~¥48,000です。
ただ一番種類が多い価格は、¥28,000と¥33,000となっています。
シルエット
ここからスーツカンパニーのスーツの中で、上位4種類のシルエットを紹介します。
写真の下のサイズ表は実際の商品とは多少異なる場合があります。
また、既製スーツのサイズについてはこちらも参考にしてみてください。
CH-14
英国調のスポーツテイストをテーマとし、モダンなアレンジを加えたエレガントなスーツです。
高い位置からウエストシェイプを施した、“カッタウェイフロント”を採用。肩幅やバストをやや狭くしたコンパクトフォルムのジャケットながら、薄めの肩パッドで窮屈さを感じさせません。
ジャケットとのバランスを考慮した、テーパードパンツを採用しています。トレンドに合わせて、従来の『CH-12』モデルよりもスリムな裾幅に設定。裾上げ後もシャープなシルエットが損なわれない、絶妙なパターンに仕上げています。
NR-04
クラシックな伝統的技法を踏襲しつつ、日本人のボディーにフィットするよう配慮された、モダンな細身シルエットが特徴のスーツです。
やや広めの肩周りとシェイプされたウエストライン、膝下テーパードのシャープなパンツが男性らしい逆三角形の体型を強調。腰回りに若干のゆとりを持たせることで窮屈さを軽減した、ビジネス対応の細身モデルです。
大小4つの内ポケットを備えており実用性も◎
IZ-01
南イタリアの伝統的な技術をベースに設計された、ナチュラルでモダンなシルエットを特徴とするスーツです。
ウール100%の毛芯を使用したジャケットが、バストのボリュームをしっかりと表現。ふっくらとした胸周りや自然に絞られるウエストが、色っぽく男性らしいフォルムを形成します。
アームホールの形状により肩や脇周りに心地よいゆとりが生まれている為、スポーツマン体型の方にもおすすめ。パンツはソフトテーパードのシャープなラインが特徴です。
TR-02
国内最高峰のテーラー技術を踏襲して作り上げた、美シルエット&優れたフィット感を両立するスーツです。
日本人特有のボディラインを考慮した、背幅を広く取る“前肩”パターンが特徴。やや前振りに仕上げた袖付けなど、手間のかかる高度な技術により、立体的で逞しいボディラインを演出します。若々しくスリムなルックスながら、心地よい着用感を実現。パンツは穿き心地抜群の、スッキリとしたテーパードラインです。
スーツカンパニーの商品が気になった方はHPから他のデザインを見てみてください。
SUIT SELECT
スーツセレクトとは
スーツセレクトは株式会社コナカが運営する若者向けスーツブランドです。
アートディレクターの佐藤可士和氏がプロデュースしていることで有名で、木目調の店内が印象的です。
商品はスーツカンパニーとの差別化を図るためか、シルエットに強いこだわりをもっています。最近まで大流行していた細身のスーツを得意としており、痩せ型の男性にはオススメです。
価格
価格帯は、¥18,000、¥28,000、¥38,000の3種類です。
最も商品が多いのは、¥28,000の価格帯になります。
シルエット
こちらでもスーツセレクトの代表的な4つのシルエットを紹介していきます。
SKINNY
「SKINNY MODEL]は、(1)スリムなデザインをより強調し、低めのゴージがエッジのきいた柔らかさを表現した「ナローラペル&ローゴージ」(2)20 代の骨格の変化に合わせたシェイプ感「胸囲から中胴への絞込み」(3)ビジネススーツとしては極限の細さにしウエストのシェイプ感を更に強調した「細身のアームホール」(4)飾りつけを控えたデザインディテールにしポケット自体の主張がないように設計した「角度を抑えたスラントポケット&ナローフラップ」(5)スリムでありながら動き易いパターンを採用し究極の細さを表現。BLACK LINEは、スリム・タイト・直線的をキーワードにシルエットを楽しみながらも着やすさ・動きやすさを体感できる仕上がりになっています。スーツセレクトは生産からデザイン、流通まで徹底し高品質なスーツを明快な価格設定とバリエーションから選ぶ事ができ、ファッションとファンクション(機能性)を融合させ都会的に洗練されたスーツです。
SLIM TAPERED
「SLIM TAPERED」は、(1)ナローラペル。(2)フェルトだけで構築したフラットな袖付。(3)肩パットを外し、芯地のみで構築した(ナチュラルショルダー)。(4)二の腕から袖口にかけて細くなるテーパードアーム。(5)付属、芯地を省いた大見返しのアンコン仕立て。(6)膝から裾口にかけて細くなるテーパードパンツ。BLACK LINEは、スリム・タイト・直線的をキーワードにシルエットを楽しみながらも着やすさ・動きやすさを体感できる仕上がりになっています。スーツセレクトは生産からデザイン、流通まで徹底し高品質なスーツを明快な価格設定とバリエーションから選ぶ事ができ、ファッションとファンクション(機能性)を融合させ都会的に洗練されたスーツです。
KSW
「KSW MODEL」は、ジャケットは細めのシルエットでショート丈。体に沿った小さなアームホール&細身のスリーブと絞りの効いたウエストラインに直線的なフロントラインと緩やかなスラントポケットそして、ゴージラインが高めのナローラペル。パンツは股上浅めのタイトシルエット。BLACK LINEは、スリム・タイト・直線的をキーワードにシルエットを楽しみながらも着やすさ・動きやすさを体感できる仕上がりになっています。スーツセレクトは生産からデザイン、流通まで徹底し高品質なスーツを明快な価格設定とバリエーションから選ぶ事ができ、ファッションとファンクション(機能性)を融合させ都会的に洗練されたスーツです。
CLASSICO TAPERED
「CLASSICO TAPERED」は、(1)ベーシックラペル、フルピックステッチ。(2)肩を内側に入れノーパットでつくるAラインシルエット。(3)表地だけで袖付けしたマニカマッピーナ。(4)二の腕から袖口にかけて細くなるテーパードアーム。(5)芯地を省いたアンコン仕立て。(6)チビプリーツの1タックスリムで膝から裾口にかけて細くなるテーパードパンツ。SILVER LINEは、ウール本来の風合い、柔らかさがありシワ回復性が高い丈夫な素材を用いて、丁寧な仕立てで縫製致しました。エレガント・曲線・コンフォートをキーワードに全体の美しいシルエットに仕立てながら着やすさを追求しました。スーツセレクトは生産からデザイン、流通まで徹底し高品質なスーツを明快な価格設定とバリエーションから選ぶ事が出来ます。
まとめ
最後にどのような方がどちらのブランドを選ぶべきかまとめておきます。
スーツカンパニー
- スーツ初心者でどのようなスーツがいいのか不安な方
- 低価格で品質の良い素材のスーツを着たい方
- 細すぎるスーツが苦手な方
- スーツセレクトに飽きてしまった方
スーツセレクト
- 痩せ型の方
- 細身のスーツを探している方
- スーツカンパニーに飽きてしまった方